鹿児島のLIFE&Dの姶良市のM様邸(ドイツのパッシブハウス基準認定予定)の気密測定(2025/10/14)

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鹿児島のLIFE&Dの姶良のM様邸(ドイツパッシブハウス基準認定予定)の気密測定(2025.10.14)

鹿児島の常連の(株)LIFE&D様のドイツのパッシブハウス基準適合認定予定の姶良のM様邸の気密測定にお伺い致しました。日本と海外の気密測定の違いは、日本はJIS基準で減圧式(室内の空気を抜いて外気の漏気面積を測る)、海外ISO基準で加圧式(外気を室内に取り入れ圧力を上げ、外部への漏気面積を測る)である。但し、日本製の気密測定器は、基本減圧式の為、加圧式の測定時に機械を外付けに設置にして、減圧及び加圧の平均値を提出する必要があります。また、内外の差圧を明確にするため、測定前後で差圧計による内外の差圧の測定結果の添付が必要。特に加圧法時は機械を外付けにする為、風速の影響が大きく、C値0.1を切る性能の場合は風の影響で差圧の変動が大きく測定エラーの頻度が大きくなります。
さて、測定結果はJIS規格測定で減圧法で0.1(0.061)、隙間面積9㎠(3㎝角の隙間)、加圧法で0.1(0.095)、隙間面積14㎠(約3.8角の隙間)と素晴らしい結果でした。PH認定にはISO基準の為、床面積ではなく、室内容積(実際の室内使用容積(基礎断熱の場合の床下及び屋根断熱の場合の小屋裏等の容積は入らない)為、更に厳しい条件での換気回数0.6以下をクリアーする必要あり。この結果を元にPHコンサルタントが基準値クリアーかの結果をPH認定者に提出予定。
気密測定結果としては、PH基準をJIS基準に置き換えると、約C値0.2以下ぐらいの為、PH基準クリアーは多分問題ないと思われます。
関係者の方々大変お疲れ様でした。
現場外観
測定器設置(減圧法)
減圧法結果はC値0.1(0.061)、隙間面積9㎠
加圧法結果はC値0.1(0.095)、隙間面積14㎠
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