今回は気密測定３件目の（株）エステート工房様の小郡市のＮ様邸の気密測定にお伺い致しました。２階建てで材料に少し制限を加えた規格住宅との事でした。断熱は屋根・壁を吹付ウレタンフォーム、基礎断熱、窓はYKK AP APW330（仕様制限あり）。２階部分の窓が全て引き違い仕様（気密性能にはマイナスの場合が多い）なのが気になりましたが、初回でC値０．２後半でした。修正作業に入り、断熱材をえぐって配線した箇所と玄関枠と土間及び側面の仮埋め部に外明かりの漏れている数か所隙間を見つけましたのでウレタンスプレーで処理。再測定でＣ値＝０．２（３回平均は０．２１６）、総隙間２６㎠（約５．１㎝角の隙間）と素晴らしい結果でした。以前測定した物件の施主様の反応をお聞きしたところ、「今年は特に酷暑でしたが、建物内は冷房が効き快適、冬の反応が楽しみ」との回答でした。省エネの基本の断熱＋気密＋熱交換換気が快適な住環境にもたらした事例がまた増えました。