(株)カワノ様の中戸次のA様邸リフォーム現場の断熱・気密施工講習会(2025.06.22)

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(株)カワノ様(大分市)の中戸次のA様邸リフォーム現場の断熱・気密施工講習会(2025.06.22)

今回は前回に事務所で断熱気密セミナーを実施した、(株)カワノ(大分市)の中戸次のA様邸のリフォーム現場での壁部の施工実習会を開催しました。リフォームの断熱及び気密の施工は、20~30年前の建物が多く、まず床断熱がほとんどでユニットバス周り及び玄関回りの基礎と土台の気密施工を事前の施工打ち合わせがネックとなります。(新築の場合は、土台と基礎に気密パッキンを施工)また、多くがブロックでの施工が多く、ブロックでは気密が取れません。断熱・気密施工についても、モジュールが950やまちまちで一定で無い場合も多く、硬質系の断熱材は避け、柔軟性の高い物が良いでしょう。今回はグラスウールでの施工ですが、外壁を壊さない為、当初は裸(防湿層が無いタイプ)に後貼りでの可変調湿気密シート施工でしたが、モジュールが合わず、防湿層付を正しく施工したうえで、防湿層を10㎝間隔でスリットを入れ内部結露対策の工法を採用した為、通常の施工と防湿シート後貼りの施工のミックス型になります。但し、九州ではよく見かける柱と間柱の厚みが違う為、断熱材が正しく施工出来ない為、事前に間柱の高さが合うように既存の間柱の上に間柱を打ち増しして柱の面が合うようにする事は重要です。また、壁と床の気流止めの設置や貫通部の処理も新築と同じく施工します。現場施工勉強会に参加した関係者の皆様及び現場監督の方、大変お疲れ様でした。次回は天井の断熱・気密施工になります。
現場講習会風景
床と壁取り合いの断熱施工
断熱施工及び気密シート施工
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